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東北大生ブロガーのミキタクです。

僕は今デンマークにいます。見たところキリスト教徒が多そうですが、中にはムスリム(イスラム教徒)もいます。女性だと、スカーフを巻いているのですぐにわかります。

自分の行きつけのサンドイッチ屋にムスリムの店員がいます。せっかく通っているのですから仲良くなりたいのですが、事務的なやり取り以外で話すとなると、何を話すべきかわかりません。
語学の問題というより、宗教への理解の面で壁を感じています。

仏教やキリスト教はなんとなくわかりますが、イスラム教は実際よくわかっていません。
コーラン、断食、メッカ、六信五行。
キーワードや教科書的な説明かは知っていても、実感が伴いません。

日本にいたら信じられないかもしれませんが、世界には16億人以上のムスリムが存在しているのです。イスラム教を無視して、異文化理解は語れません。
そこでイスラム教徒である日本人の方が書かれた本を読みました。

タイトル通り、99の疑問に答えていくのですが、そのうち一番衝撃的な事実を紹介していきます。

イスラム法(シャリーヤ)では名誉の殺人が許されているのです!

イスラム国家には、普通の近代法の他にシャリーヤというイスラム教の法律が存在しています。
シャリーヤは近代法よりも優先されるのです!なぜなら、その法も教義の一部だからです。
例えば、妻がイスラム教でタブーとされている不倫をしていたら名誉のために殺してもいいし、むしろそれが敬虔さを表すと言えるでしょう。
普通なら殺人罪ですが、イマームというイスラム教の指導者に認められれば罪に問われないのです。

そういう独特な論理があるので、イスラム国も神のためという大義名分を掲げて、人を殺せるのです。
イスラム教はそういう、異教徒からすると理不尽な面を持っているのです。イスラム国など過激派に関わらず、根底にそういう考えがあることを知りました。

地域や個人差はありますが、全体的に見て厳格で縛りが強い宗教だと言えますね。
とは言えイスラム教も厳格なだけの宗教ではありません。

例えば、喜捨という行為があります。貧しい人にお金や物をあげることですね。このような利他的な奨励されているので、本質的には優しい宗教だと言えます。しかもムスリムには人種や国籍などに関係なく誰でもすぐになれます。入信にはお金も一切かかりません。なんて寛容なんでしょう!

これって何気すごくありませんか?ユダヤ教は親がユダヤ教徒じゃないとなれませんし、他宗教でも入会費用とかかかりがちですよね。
イスラム教は神の下の平等を体現しているように見えます。

まあ、イスラム信仰を捨てると死刑ですが(笑)すごく極端!

 

これからムスリムの人口は増えていくと予想されており、2100年にはキリスト教徒を抜いて世界最大の宗教になると言われています。日本ではマイノリティですが、割合は増えていくでしょうね。

 

ムスリム独自の価値観や文化があるので、理解しようとする姿勢や勉強が大切だと思います。
外から見たらヘンに思えても、知ってみると良いところも見えてくるものです。

 

この本を読んだからと言ってイスラム教やムスリムの理解が完璧になるわけではありませんが、イスラム教理解への第一歩としていかがでしょうか?

 

投稿者プロフィール

みきたく
自称、東北大生で一番頑張っているブロガー。
東北大学グローバルリーダー認定者。TOEIC900。
ブログは最近サボりがち。