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東北大生ブロガーのミキタクです。

インドについての本を読んでみました。

この本を読む前のインドへのイメージは
・人口大国
・カレー
・ボリウッド
・IT
・高い経済成長
・ヒンズー教
・カースト制度

という漠然としたものでした。インドは人口がこれからも増え、2028年にはGDPで日本を超えて3位になると予想されています。

この本ではカースト制度の歴史や、理不尽なエピソードなどについて書かれています。

カースト制度について

本書のタイトルにも含まれている不可触民。
カースト制度には、4つの階級があって、高い順に、バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラです。不可触民はカーストの外にいます。長い間、差別を受けてきました。現在、不可触民は指定カーストと呼ばれ、ある程度の優遇策が敷かれているのですが、やはりバラモンやクシャトリヤなどの階級の人たちとの格差は大きいです。

各階級ごとにも細かい違いがあるんです。非常に複雑です。
階級ごとに職種も決まってくるんです。例えば、掃除をする階級だったらひたすら掃除をするみたいな。
こういうのが未だに残っているんですね。歴史の教科書の中の話ではないです。

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識字率の問題

日本の識字率は99%、つまりほぼ100%です。もちろん、文字が読めない人もいるかもしれないですが、僕は会ったことがありません。
母国語くらい読めるのが当たり前だと思い、識字率に関しては特に考えてきませんでした。

 

ダリット女性のレベルがまだ余りに低く、ビハール州など、農村のダリット女性の識字率は”7パーセント”にすぎません。ビハール全体の女性の識字率は三十パーセントなのですから、ダリットがいかに低いかが分かるでしょう。

インドの女性の識字率は元々低いですが、農村部のダリット(指定カースト)ともなると7%という異常な低さになってしまいます。文字が読めないので困ったら神に祈ることくらいしかできません。盲目的信仰というやつです。それによりヒンズー教が強くなり、ヒンズー教に付随しているカースト制度も残るというわけです。

これは何とかしないといけないですね!

ガンディーはカースト制度肯定派だった!

社会の教科書に出てくるガンディー。インド独立の父として、非暴力・不服従を貫いた英雄。
そんなガンディーも実はカースト制度を肯定していました。不可触民の差別解消にも尽力していましたが、カースト制度に基づいた社会を思い描いていたのです。

一方、教科書には載っていないアーンベードカルという法律家が不可触民への差別の撤廃に尽力しました。差別撤廃のための法律を作ったのです。
彼は晩年、仏教に改宗しました。カースト制度を前提とするヒンズー教が格差の元凶だと考えたのですね。

ガンディーが偉大な人なのに変わりはないですが、名前が知られていない人が差別解消のために頑張っていた事実は知っておくべきだと思いました。

ちゃんとした歴史観をもっていたいものです。
「ガンディーわっしょい!」で終わったらあかんでっせ!

インドはこれからも注目

インドの社会であったり課題について知ることができました。
漠然としたイメージだけで捉えるのではなくリアルな文章でインプットすることで、理解が深まりました!

インドは経済成長が著しい無視できない国です。これからも勉強していきたいと思います!

投稿者プロフィール

みきたく
自称、東北大生で一番頑張っているブロガー。
東北大学グローバルリーダー認定者。TOEIC900。
デンマークに交換留学中で中国語の勉強をしている。
7月に帰国予定。